スクショを極めるブログ

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Screenpressoの動画キャプチャーのフレームレートを変更してなめらかな動画を撮影する

久しぶりにScreenpressoです。
動画のフレームレートを変更する方法を紹介します。

動画のフレームレートを変更する方法

まずは結論

Screenpressoの「設定」メニューの「高度な設定」にある「VideoFps」で設定します。 これを変更すると、動画キャプチャー時のフレームレートが変わります。

高度な設定画面

初期値は30です。大きな数値に設定すれば、動画がなめらかになります。

FPSとは

FPS = Frame Per Second(フレーム、パー、セコンド)   1秒あたりのフレーム数のことです。

ぱらぱらマンガで例えると「1秒あたりの絵の枚数」にあたり、1秒あたり10枚のぱらぱらマンガより、1秒あたり60枚のほうがなめらかなぱらぱらマンガになりますね。 PCの動画もぱらぱらマンガと同じく連続した静止画でできているので、FPSの大きさで動画の質が変わってきます。

設定を変えて検証する

FPSの値を変えると録画した動画がなめらかになります。動きの細かい画面をキャプチャーしないと違いが伝わりにくいので、今回はストップウォッチの動作を録画します。

Googleで最初に見つかったストップウォッチを使わせていただきました。 https://stopwatch.onl.jp/

FPSを1にする

まずはvideoFps1にして動画キャプチャーを実行します

ファイルのプロパティを確認します。
たしかにフレームレートが1になっていますね。1秒あたりのフレーム数=フレームレートです。

下は、Screenpressoで作成した実際の動画です。
ストップウォッチなのにほぼ秒単位で動いているのが分かります。

1秒あたりに1枚で作ったぱらぱらマンガをイメージしていただくとわかりやすいですね。

ファイルサイズは49,152 バイトです。

FPSを60にする

次にvideoFps60にして動画キャプチャーを実行します。こっちはもっとなめらかになります。

同じくファイルのプロパティを確認します。

同じストップウォッチの動画ファイルです。こっちはミリ秒まで含めて細かい動きが見てとれます。

ファイルサイズは290,816 バイトです。FPSが1のファイルより6倍近くになりました。

さいごに

ScreenpressoでFPSを上げる方法でした。 一般的にFPSの値が高い動画を作るとファイルサイズが増えます。適切な値を設定するようにしましょう。ちなみに参考資料によるとテレビのフレームレートは30FPSらしいです。

参考資料

フレームレート(fps)とは?動画別のおすすめ設定を解説
https://canon.jp/business/trend/what-is-framerate